特集#1-2.試合の全体像
※専門家ではないため参考程度にお読みください
フットサルで何が行われているのか少しでもわかれば例えばFリーグを見るのも楽しくなり、普段個サルなどでプレーする時も意識することが増えて楽しくなります。試合では使えない個人技(例によって敵は作りたくないため何かをdisってるわけではありません)よりも実用的なものを目指して書きます(><)
前回の続きです。青ボールのキックオフにより試合が始まりました。キックオフと同時に青1はこちらへ走ってきました。
■相手の陣形
青が一人こちら陣地へ来たため、青は青自陣寄りに3人、相手陣地寄りの前線に1人置いた3-1(サンイチ)のダイヤモンドという陣形で来たと認識できました。この前線の1人(この場合青1)のことをピヴォと言いますが、昔のサッカーのポジションのように固定するものではなくある程度流動的に動きます。基本3人でパスを回し、体の強い人、バスケのスクリーンのように前線で体を張れる人をなるべく前線に置き、そこへのパスを目指すことを攻撃のひとつの選択肢とします。基本的にはこの陣形がバランスがとれるためオススメです。
自陣寄りに4人の4-0(ヨンゼロ)クワトロという陣形もありますが中級者以上向けです。何故なら1人を相手陣地へ走らせることで相手はその1人へマークをつかないといけなくなるからです。相手陣地へ走らせることを"引っ張る"等と表現します。1人引っ張らせることで自陣にスペースを作り相手へも脅威を与えておくなどのメリットがあります。基本は1人引っ張るのが基本、しかし守備になると勿論全力ダッシュで戻らないといけません。
もう少しピヴォについて書きますと相手の陣形を引っ張るために僕もよくピヴォのポジションにいました。ただ相手が大阪府1部以上の(僕にとって)強豪だと僕ではボールを失ってしまうためその際は偽ピヴォという位置でパス回しに加わっていました。偽ピヴォは引っ張るために相手陣地へ上がり、通常のピヴォよりも自陣寄りに下がってパスを受けたりするものです。
■赤の守備
そもそも前回相手と同じような陣形を作ることで誰が誰をマークするのか何も声をかけなくとも決まっていました。そして今回青1が自陣へ走ってきましたがこの時に赤はどうするかはチームの方針によって変わります。
例えば完全マンツーマンという方針ならば赤1は青1についていきます。そうすることで青1を自由にさせません。日本のトップのレベルのチームでもあえてマンツーマンでいくこともあるため悪い戦術ではありません。
ただ僕が赤1なら青1は赤3の味方に受け渡してしまいます。なるべく沢山走りたくないからというのもあります(笑)元々所属していた自チーム(オーガ)なら何も言わずともマークを受け取ってくれるという自信がありますが、味方のレベルを見て青が走った時点で「捨てるよ」と声をかけたりします。そして味方のレベルにより赤3が「おk!」と言うまで受け渡さずついていくこともあります。赤3が気をきかせて「抜けたら捨てて」と事前に言ってくれたり、青1が走ってきた瞬間に「捨てろ」と声をかけてくれると「自分は赤3をマークしていると思ってたのに」という意思のすれ違いを防ぐことができます。
守備はこのようにひたすら声を出し合ってマークを修正します。一般的にGKに近づくほど大局観で見渡せるため声を出すべきと言われています。(ピヴォ<アラ<フィクソ<GK)GKは基本守備の時に声を出します。攻撃の時にプレーを指示してしまっては相手にバレるからです。
ということで赤1は青4をマークすることが決まりました。まだパス1本しか繋がっていませんが大丈夫でしょうか。。
■今回のまとめ■(太字ピックアップ)
守備はこのようにひたすら声を出し合ってマークを修正します
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