12/26(火)上達ブログ#13.パスを出す時の注意点
※フットサル上達のためのブログ。平日お昼12時ジャストに更新されます。専門家ではないため参考程度にお読みください★
前回の続きです。まず一つ目にお伝えしたいのはスルーパスについてです。
図では説明が難しいのですがサッカー経験者の方が最初出してしまうのが図のようなパス。サッカーではオフサイドといってDFの最後尾より後ろで待ち伏せしてパスを受けることができません。そのためDFの背後のスペースにパスを出しそこへ走りこんで味方が受けるということがよくあります。
実はフットサルでも敵の背後のスペースへのパスが基本です。そしてそれは相手の守備を崩すことができるため横パスよりも優先順位は上です。但しお伝えしたいのは狙いの部分。サッカーでは広大なスペースがありますがフットサルにはありません。そのため図のような相手GKの目の前に鋭いパスをした場合、味方は追いつけず相手ボールになってしまいます。(※補足として個サルなら経験者GKでない場合は飛び出してきませんが競技フットサル等のGKの場合飛び出してきてとられてしまいます)僕自身もそうでしたが、サッカーを少しでもしていてフットサルをされる方はこちらの認識をアップデートする必要があります。つまりサッカーとはスペースの広さが違うという点です。
そしてもうひとつ。今のサッカーパスにも言えることですがやはり味方の体勢を見ていないことがパスミスに繋がります。パスを受ける体勢の整っていない味方にパスを出すことでトラップミスになってしまったり相手にすぐ奪われてしまいます。これでは一手、二手先を読んでパスを出していないのが露呈されます。こちらはパスの受け手が悪いことが殆どですが出し手もそのような味方にパスを出したのでは言い訳はできません。
受ける体勢が整っていないというのは受け手が例えば上の図のように走っている状態の場面。受け手側は味方のボール保持者(パスの出し手)が顔を上げてパスを出すぞって瞬間は原則止まります。勿論原則と書いたように例外もあります。「なんとかしたい!」「チームに貢献したい!」と思う気持ちもあると思いますがあまり動きすぎるのも逆効果なのです。
先程のスルーパスの図のように敵の裏のスペースにパスがほしい時はボール保持者の体勢を見ながら走り出さないといけません。ボール保持者の味方がパスを出せない時、自分についているマークを外す意味も込めて動き直しも必要かもしれません。けれどもボール保持者が顔を上げた瞬間にはしっかり止まりボールをもらえる体勢を作れるよう意識してみてください★
次回はそんなオフザボール(ボールを持っていない時)の動きについて書いてみます!
■今回のまとめ■
・パスを出す時はスペースと味方の体勢を考慮して
・パスをもらう時はまず敵の背中のスペースを狙う
・それ以外は原則ボール保持者の味方が顔を上げた瞬間止まる
・パスが来なければ動きなおす
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