12/20（水）上達ブログ#9.スカウティング入門

※フットサル上達のためのブログ。平日お昼12時に更新中。

専門家ではないため参考程度にお読みください★

上手くなりたい＝1DAY大会で勝ちたいという方が多いと思います。1DAY大会で優勝するのに推奨されることも幾つか触れたいと思います。今回は分析の部分のお話。といっても勿論専門的な話はできませんししません。ドラゴンボールという漫画で相手の力を測るのにスカウターという物を使用したと思います。スカウティングとはそういうことです。

フットサルは戦術ボードだけで語れない部分があります。体の向きもそうですが戦術ボードに背番号1、2等と無機質に書いてあるものと実際の人間は一人一人違いますよね。（※戦術ボード＝動き等を説明する際に使用するコートと自チーム＆相手チームの背番号が書いてあるボード）

「こうやって攻めよう」とチームで話し合うのは勿論良いことだと思うのですがその時に相手を見ていないことがよくあります。大会で勝ちたいならまずしっかり相手をみることです。例えば体の大きい選手、ドリブルが上手い選手、初心者だと思われる選手、様々だと思います。次に自チームを見てください。ドリブルが比較的上手な選手Ａ君、野球部出身でボールを怖がらず肩の良い選手Ｂ君、声を出しチームを鼓舞するムードメーカーＣ君、献身的に走りまわるＤ君、シュート力がある選手Ｅ君。

目を瞑って相手を見ずにフットサルするのではなく例えばこのようにスカウティングすることで、相手の特に初心者っぽい人に対してうちのドリブル上手いＡ君が仕掛けよう！上手くかわせそうならファー詰めの位置で準備しよう。そしてボールを取られた時のためにＡ君の後ろで一人はフォローをつけておこう等と決め事ができます。

貴方が戦国武将で敵の城を落としたい時、何も見ずに「よし！水攻めでいこう！」とはならない筈です。敵を見てそして自チームの素材を見てそれでどう料理するかを話し合ってみてください^^重要なのは立派な戦術でなくてもこうやってあーだこーだ話しながらチームで楽しんでフットサルすることこそがフットサルの醍醐味だということです。

敵チームの利き足は？敵チームはどういったプレーを意識しているか？それを逆手にとれないか？そういえば敵に怒りっぽい人がいたら怒らせて判断を鈍らせようと、実際僕らは社会人リーグの時チームで話し合って実行していました（笑）余談です。この時、敵チームの名前はわからないため、見た目であだ名をつけてしまうのがオススメです（笑）皆様は相手に失礼のないようにお願いします^^;

話を戻します。最後に意識するのは地の利。例えば狭いコートでの大会なら沢山シュートを撃とうという発想が生まれますね。反対に相手シュートに対しては早めに体を寄せて撃たせないようにしよう、となります。天井が青空のコートなら1点差で勝っていて残り時間少ない時はGKは滞空時間の長いボールを相手陣地深くへ投げるべきでしょう。

そんなどんな稚拙なものでもチームで話し合って決め事を作ってフットサルをすることで、それができたorできなかったという結果が生まれます。そうすることで改善策を話し合いチームのレベルが上がっていきます！ぜひ自分たちのやりたいことだけするのではなく自分や相手やコート等（審判の質、天候、その他）を見て作戦を立ててみてください！

■今回のまとめ■

・自分たちや敵、そして地の利をふまえて作戦を立てる

・トライ＆エラーすることでまた話し合って改善する

・なによりフットサルを、そして話し合うことを楽しむ

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